どうして「デフレを脱却するべきなのか」考えてみたいと思います。デフレとは「出来るだけお金を使わずに来年、再来年まで待てばもっと安く物を買えるのがデフレ」と説明しました。「今持っているお金を使わない人が得」=「今たくさんお金を持っている人が得」=「既に成功しており資産形成が完了している人が最強」では無いでしょうか?
では「未だ成功してない人は??」無職になる可能性があり株価も下がりやすいのがデフレなので、より成功しにくい環境で戦うことになります。ガッツや根性などは嫌いな言葉ですが「根性で立ち向かえ!」とかってことになるんでしょうね・・・
根性で働いたとしてもデフレだと給料上がらないんです(汗)所謂ベースアップの部分が上がらないんです。競争を勝ち上がり昇進や昇格を掴んだ人がやっと給料アップだったり手当ゲットしたり出来ます。リーダーになる人、課長、部長などになる人って1/50人だったり1/1000人だったりする訳です。年収300万円に満たない人が勤続20年努めても役職ゲットできなきゃ年収300万円を超えることはほぼ無いのがデフレです。年収500万円の人が同じ仕事を勤続20年努めてもほぼ年収500万円のままでしょう。転職して給料の高い会社に入社しても、そこから給料はまた変わらない状況になります。
逆にお金持ちの状況はというと、物価はどんどん安くなる訳ですから将来の資産価値が大きくなる訳です。なんの努力もせずに生活が楽になっていきます。「戦後に生まれてバブルを楽しんだ高い年金受給者」現在の70歳代くらいの方々はデフレの方が断然お得なんです。本気で世代格差を感じる瞬間ですね・・・生まれる時代でこんなに格差を感じるとか悲しいですね。
労働者という視点で見るとデフレは最悪です。労働という人的資本を安く買い叩かれる訳ですから、どうにかしてデフレ脱却をして労働に対する対価を見直す必要があるのです。そうなると結果として株価が上がってくる→投資した者(私達)が儲かる訳です!!www
あっ、デフレのまま社員の給料を上げると会社が倒産するので注意ですよ。